本学では、全てのコースで、海外研修への参加を奨励しています。海外で学ぶことは、とても大きなメリットがあると考えているからです。実際に海外で学ぶと、どのように成長できるのでしょうか。
最も大きな成長は、視野が大きく広がることです。人間は一つの世界の中で生活していると、その価値観や考え方に順化し、やがてその枠から外れることができなくなります。特に日本は島国であることが幸いし、外国の侵略や異民族の侵入を殆ど受けることなく文化を熟成させてきました。和を重んじる穏やかで繊細な精神性は日本の良いところでもあるのですが、冒険や失敗を恐れない逞しさ、あるいは人と異なることを考え実行する革新的な人材が育ちにくい環境でもあるのです。
海外に滞在し、様々な年代の人々と交流すると、自分がこれまで周囲の大人たちに甘えてきたことに気づかされます。これは大きな進歩です。日本の教育はいわば「箱入り教育」。生徒が自分で考え、行動する機会を奪っていると感じています。海外に行けば、頼れるのは自分だけ。言葉の壁や文化の違いに最初は苦労しますが、やがて失敗を恐れず前向きに学ぶ姿勢が身につきます。
その土地ならではの習慣や文化に触れることも海外研修のメリットです。例えば、イギリスにメイクアップやヘアスタイリングを学びに行くとしましょう。まず驚くのは、現地の人々の肌の色、髪の色の多様さです。日本で使うファンデーションは、そのままモデルさんに使うことができますが、白人、黒人、その中間色など多様な色の肌を持つ海外のモデルさんには、肌色を調合することから始めなければなりません。髪の色や質感も大きく異なります。モデルさんと英語で会話しながら、学んだ技術を生かす緊張感は海外研修ならではです。
こうした経験は自分を大きく変えます。帰国後は目標を持ち、自ら学ぶ意欲が高まります。卒業後の進路を考える際、海外で働く機会のある会社を選ぶことにもつながります。会社側も、学生時代に海外に出たことがある人材を求めています。今年もすでに124名の学生が夏の語学研修でアメリカに行くことが決まっています。皆さん、大きく成長して下さいね！
本学はかねてより学生の国際的視野を養うために海外研修に注力して参りました。このポートランド語学研修もその一環として毎年9月に催行されます。これは、時間をかけて面談するAO入学A日程（10月30日金曜日迄）と一般入試第一志望優遇処置を受け合格し、入学された1年生への特典であり、単位を取得することのできる科目として実施される海外研修です。なお往復航空運賃とPSUでの授業料の一部を本学が負担するプログラムです。
午前はPSUでの英語研修、午後はグループに分かれ市内を中心に学外研修を実施し、アメリカ文化への理解を深めます。
期間中、信頼できるアメリカ人ホストファミリー宅に滞在。家族の一員として、生きた英語表現を学びます。全米で住みたい街No.1のポートランドは、爽やかな気候で過ごしやすい土地柄です。一歩街を出れば、広大な自然が広がります。この体験をファーストステップとして、これからの国際感覚を養って下さい。
ヴィダルサスーン・アカデミースクールでは、世界に「ごまかしの利かないハサミ使い」を知らしめた通り、サスーンの基礎カッティングテクニックを取り入れた斬新なスタイルを学びます。経験豊富な講師陣がサスーンカットの真髄を披露していきます。本学のヴィダルサスーン研修では、本来経験のあるスタイリストのみが受講できるクラシカルコース研修を受けることができます。House of Glamu Dollsはまだ日本には入ってきておらず、ロンドンでしか体験することのできない研修を受けることができます。
MUDはメイクアップ業界で即戦力になれるプロフェッショナルなアーティストを育てるメイクアップスクールです。テレビ、映画、ファッション、広告、化粧品販売など、様々なフィールドで活躍できるアーティストを育てることにフォーカスした授業で構成されています。MUDインストラクターは全てニューヨーク州公認のアーティストです。
美容における様々なフィールドで経験を積んだ講師陣によるクオリティーの高い指導と技術を提供しています。
ハワイでの研修を通して、将来リゾートウェディングの仕事に携わりたいという目標を明確にします。ウェディングマネージャーよりハワイウェディングについての講義の後、ドレスのフィッティングやヘアメイクなど実際の接客の様子を見学します。午後は人気スポットのマジックアイランドで、ビーチフォト撮影の様子を見学します。ハワイの人気チャペルの見学ツアーも行います。2日目は実務体験です。受付や案内、ドレスフィッティングのほか、ヘアメイクやブーケ制作のレッスンを受けます。午後は正面に海が広がるマリーナチャペルでの模擬結婚式です。
フランス第二の都市リヨン。街には高級レストランのほかにも庶民的な料理を出すビストロが数多くあり、世界的に「美食の都」として知られ、フランス料理界に多くの有名シェフを輩出しています。リヨン近郊にある三ツ星レストラン「Paul Bocuse（ポール・ボキューズ）」のシェフであるポール・ボキューズ氏は、1961年フランス最優秀職人（MOF）を取得し、1990年に料理専門大学Institut Paul Bocuseを設立。ホスピタリティー・ケータリング・マネージメントなど、レストランに関する全ての内容と世界最高レベルのフランス料理の技術が学べます。
日本の洋菓子やパンの原点となる本場、フランスにてフランス人講師による現地の素材を使用した製菓実習を行います。 CFA（フランス政府認定の高等専門技術学校）にてMOF（国家最優秀職人章）を取得したパティシエより高度な技術を学びます。 またパティスリー、製菓材料・器具店・現地スーパーマーケットなどへの訪問を通してフランスの菓子文化にも触れます。
イギリス海峡に面したフランスブルターニュ地方のサン・マロにあるホテル「ルグラン ドテル デ テルム」。ホテル内にはタラソテラピー先進国のフランスのなかでも名門として知られ、著名人も数多く訪れるタラソセンター「テルムマラン ド サンマロ」でタラソテラピー体験型の研修を受けます。また、ロワール地方の古都トゥールに移動後、CFA（フランス政府認定の高等専門技術学校）でエステティッックの研修を2日間に渡って受講します。
CLS Massage Schoolは、2500年もの歴史を誇るタイ古式マッサージを伝えるタイ文部省認定の私立学校です。タイの古都チェンマイにあり、スパで活躍するセラピストを数多く輩出しています。同校のタイ古式マッサージのカリキュラムは通常9日間となっていますが、今回特別にNFCC用にカスタマイズした研修を受けることができ、7日間の研修でタイ文部省認定タイ古式マッサージ師の認定を受けることができます。