食美学・料理研究コース

食美学・料理研究コースの2年間

1年次

前期:調理に必要な基礎的なスキルを身につけます。
また、自分自身の食生活を見直し、食の大切さを学ぶ「食生活論」をはじめ、
市場へ出向き直接食材に触れることを通して食材の基本的な知識を学びます。
後期:調理の基礎技術を確実なものとし、2 年次からの専門的な調理・製菓実習に備えた知識を習得します。
食空間をトータルに演出するために、テーブルコーディネートや紅茶・中国茶などドリンクについての
基本的な知識と技術を学びます。また、サービスする側と受ける側の両面からマナーを学びます。

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2年次

前期:1 年次での基礎をベースとして、フードコーディネーター、フードコンシェルジュ、料理研究家など、
それぞれの職種に必要な専門的な知識と技術を体験しながら理解を深め自身の進路決定へとつなげます。
また国家資格、レストランサービス技能士3 級試験への対策も行っていきます。
後期:前期で学んだ応用をベースとして、社会ですぐ活用できる実践力の育成を目的とします。
また、2年間の集大成として卒業作品展を実施。

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短大卒業後の専攻科

専門研究、スキルアップと目的に合わせた学びが可能です。

よき家庭人をめざす人は、生活美学を学ぶグレイセスを。
食の仕事をめざす人は、フランス留学のあるマスターコースへの進学がよいでしょう。

授業紹介

茶道実習 カフェ研究Ⅰ・Ⅱ(中国茶・紅茶・コーヒー)

茶道のお点前を通して日本文化や儀礼、和の心を学び、裏千家許状初級が取得できます。カフェ研究Ⅰではコーヒーと中国茶について、それぞれの知識や淹れ方の技術を習得し、ラテアートも学びます。

カフェ研究Ⅰ(日本茶)Ⅱ・Ⅲ(中国茶・紅茶・コーヒー)

食卓美学

客人をもてなす場面において、テーブルコーディネートの知識は必須です。「食卓美学」では季節や歳時に合わせたテーブルコーディネートを実践的にレクチャーします。また、テーブルクロス、ナプキン、グラス、カトラリーの選び方や扱いについても学びます。

テーブルコーディネート論

インナービューティーフード

健康と美は食から生まれるをテーマに、何をどのように食べるかを考えます。五大栄養素の働きと食品の機能性、またそれらの食品が人体に及ぼす影響について学び、日々に食生活で実践できるよう実習を行います。

インナービューティーフード

四季彩学演習

日本の四季を通し、その時々に合わせた季節感のある物作りを実習します。ポーセラーツ、フルーツ、ソープカービング、ランチョンマット、箸袋、メッセージカード、筆文字、フラワーアレンジ、行事弁当、写真コーデなどの実習から、生活を彩る演出法を学びます。

四季彩学演習

パーティーおもてなし料理

おもてなしの料理やパーティーシーンなどゲストを招き入れる際に必要とされる料理を1 年次で培った調理技術に加え、料理を演出する視点から学びます。

パーティーおもてなし料理

料理研究Ⅰ・Ⅱ

1つの料理からいくつかのリメイク法を考えて実践。自分のオリジナル料理を考えます。また、作った料理をおいしそうに盛り付け、テーブルにコーディネートしカメラで撮影し、レシピ本を作成します。

料理研究Ⅰ・Ⅱ

食材研究

名古屋の食の台所と言われる中央卸市場や大手スーパーに出向き、様々な旬の食材を見て触れて時には味わって、専門家からの講義もある体験学習を取り入れています。旬の魚や野菜を直接購入し、学校に戻り調理します。

食材研究

ワイン論Ⅰ・Ⅱ

ワインの世界は奥深いものです。講義では、ワインの産地や製造法、扱い方、料理とのマリアージュなどを学びます。テイスティングでは、香り・色・味わいからそれぞれワインの産地の特徴をつかんでいきます。

ワイン論Ⅰ・Ⅱ

和菓子実習

四季折々の花鳥風月を形にした和菓子は、日本の大切な食文化の一つです。和菓子を自分の手で作り、味わうことで、日本の文化と日本人の美意識を感じ取ります。

和菓子実習