調理師・フードスペシャリストコース

調理師・フードスペシャリストコースの2年間

1年次

理論と技術の両面で調理を学び、食文化を探求していきます。

前期:調理師として求められる基礎的な知識、技術を学びます。嗜好(しこう)の多様化や素材の研究、
食品の安全性についての科目を履修し、おいしさの理由を理論的にとらえます。
後期:世界の調理やメニュー提案など、時代が求める料理を学びます。また法規や衛生などの学問も身につけ、
調理師の仕事に対する理解を深めます。

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2年次

調理師免許の取得をめざし、身につけた技術を磨き上げます。

前期:中国料理やフランス、イタリアなど世界各国の料理を実習。
食品衛生学や栄養学のステップアップと「フードスペシャリスト」をめざすための教科を学びます。
後期:調理師の資格取得と卒業制作に向け、2 年間の学習の総仕上げをはかります。
食品衛生学実習では、食品添加物や色素、食品などに付着する細菌について実験を通して学びます。

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短大卒業後の専攻科

マスターコースに進学し、有名店で経験を積んでプロへ。

短大で基礎を習得し、専攻科で腕を磨く「3 年間の学び」をおすすめします。
マスターコースでは、有名店での実務経験ができ、就職にも有利です。

授業紹介

調理実習Ⅰ(日本料理)

何よりも「包丁の冴え」が重視される日本料理。さまざまな素材や調理方法に合わせた適切な包丁選びをはじめ、正しく安全な包丁の持ち方、使い方など基礎から学び、すべての土台となる基本技法を徹底的に身につけます。

調理実習Ⅰ(日本料理)

調理実習Ⅱ(中国料理)

中国料理は、火加減と素材の切り方によって完成度が大きく左右されます。授業では、中国料理の起源や発展といった基礎知識をベースに、北京・上海・四川・広東の四大系統の料理方法の特徴を学び、基礎から習得します。

調理実習Ⅱ(中国料理)

調理実習Ⅲ・Ⅳ(西洋料理)

フランス料理、イタリア料理を学びます。指導にあたるのは現役料理長クラスの講師陣。その国の風土や食材・言葉の意味などもふれながら、より高度な調理を学びます。

調理実習Ⅲ・Ⅳ(西洋料理)

総合調理実習

集団調理を中心に学びます。調理師としてホテルや給食施設に立つことを想定し進められます。

総合調理実習

食品衛生学実習

食品添加物や色素、食品等に付着する細菌について実験を通して学びます。スーパーマーケットでの食品表示やバックヤードの見学で学外へも出掛けます。

食品衛生学実習

栄養学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

調理師免許や様々な取得資格を得るためには、栄養学は不可欠です。Ⅰ・Ⅱ・Ⅲをしっかり時間を取って学びます。

栄養学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

フードマネージメント

食経営に関する様々な場面を想定して学びます。将来の店舗経営の夢へとつながります。

フードマネージメント

フードスペシャリスト論

フードスペシャリストとなるための様々知識を身につけます。12月に行われる試験対策も行います。

フードスペシャリスト論

レストランサービス実習

HRSレストランサービス技能士3級にむけての実習授業です。レストランでのサービス場面を想定して行われます。

レストランサービス実習